旦那がブラックだと借りれない?

配偶者に金融事故情報(ブラック)があると、専業主婦の人はカードローン審査に通過しないので、融資が受けられません。

ただし、パート・アルバイトにより収入のある主婦の場合は、配偶者にブラック情報があっても借入可能になります。専業主婦の場合、カードローン申込みの条件として「配偶者に安定かつ継続した収入があること」とあります。

ポイントOL

このように、返済能力として判断基準とされるのが配偶者であるため、ご主人がブラックの場合は審査に通過することはできません。

そもそもブラックとは?

よく「ブラックリスト」という言葉を耳にしますが、「ブラックリスト」と呼ばれているだけです。実際には、このリストが銀行や、消費者金融、保証会社、などにある訳ではありません。

「ブラックリスト=指定信用情報機関に登録される金融事故情報」のことをいいます。

内閣総理大臣の認可のもと、国民の個人情報からローンの返済履歴や、ローンの申込をいつおこなったか、などの細かい情報が管理されている機関があります。その内閣総理大臣に指定された機関を、「指定信用情報機関」と呼び、個人が契約不履行(※)・長期延滞・法的整理をおこなった場合に、その情報が「金融事故」として記録されることを「ブラック」と言い換えているだけです。

※契約不履行(決められた契約を実行しないこと)

配偶者が下記の状態に陥った場合、ブラックとして扱われます。

  • 長期にわたってローンの返済をしていない
  • 自己破産などの債務整理をおこなった
  • 一定期間に何社もカードローンの申込をおこなった
  • 申込の際に虚偽の申告をした

などの状況にある、またはあった場合には金融事故として個人信用情報に記録されます。この状況を俗にブラックリストに載るとい言います。

なぜ指定信用情報機関は金融事故情報(ブラック)を残しているのか?

その理由は、下記のふたつのことが原因として挙げられます。

  • 悪質な債務者を排除して業者の損失を防ぐ
  • 過剰貸し付けを防止して多重債務者を増やさない

この2つを理由に金融事故を起こした債務者の記録を残しています。

旦那がブラックだと専業主婦はお金を借りられる?

配偶者がブラックだと、専業主婦は融資が受けられません。

専業主婦が、カードローン申込をおこなう場合、配偶者の名前や生年月日などの個人情報を記入する必要はありませんが、個人情報は開示されます。

なぜなら、配偶者の年収や、信用情報、なども審査の判断材料になるからです。専業主婦の場合、配偶者の収入をもとにカードローン借り入れをするので、ご主人がブラックになっていると必然的に審査に通らなくなります。

なぜ配偶者の個人信用情報まで確認されてしまうのか?

指定信用情報機関は、本人の同意なしに第三者へ個人信用情報の開示をおこないません。ではカードローン申込の際、配偶者の同意は申込時にいっさい記入していないはずなのに、なぜ夫がブラックであることがばれてしまうのか?

それは、カードローンを申し込む際、書類・WEBどちらの申込書に「個人情報の取り扱いに関する同意書」というものが記載されています。

その文面の中には、「与信業務(※)の際に、指定信用情報機関を通じて必要な範囲の第三者に個人情報を提供します。」「必要に応じてこのような個人情報を使います。」という内容が書かれています。そして、その個人情報の中に、家族構成・家族の属性情報も含まれています。

カードローンを申し込むときには、必ず同意書を確認しており、承知の上での申込みになるので、先ほど説明したような内容に同意しているということになります。

したがって、配偶者の信用情報も確認できてしまうのです。

※与信業務(金融機関や消費者金融が融資や融資額を与えても良いと判断する審査)

旦那がブラックだとパート・アルバイト主婦はお金を借りられる?

収入のある主婦の場合は、配偶者が金融事故者でも融資が受けられます。

自身に収入があるパート・アルバイト主婦がカードローンを申し込むと、審査の判断材料となる返済能力は妻である申込者本人になります。

したがって、審査において配偶者の情報は一切関係ありません。配偶者がブラックでも同じことが言えます。あなただけの金融事故履歴や、返済履歴、などの個人信用情報を見て貸付をおこなえるかが判断されます。

旦那のブラックの記録はどのくらい残るの?

長期延滞や、債務整理、などの金融事故を起こして、「事故登録」つまりブラックになってしまった場合は、内容によって記載される期間が変わります。

長期延滞 5年
調停・任意整理・裁判和解 5年
自己破産 5年〜10年
失踪や放置 5年〜10年
一定期間に複数申込み 6ヶ月

あくまで目安になりますが、事故内容によって定められた上記の期間は、事故情報が残されます。

また返済を延滞している場合は延滞日から3ヶ月ほどでブラックになりますが、5年で事故情報が消えるところもあれば、7年かかるところもあります。返済中の情報は、完済をしない限り残り続けますが、完済すればその情報は5年で消えます。

旦那がブラックだとクレジットカードも自動車ローンも住宅ローンも組めない?

クレジットカードに関しては、パート・アルバイト主婦であれば作れるカードもあります。自動車ローンに関してもパートアルバイト主婦なら、年収によってローンを組める場合もあります。

しかし、住宅ローンになると、正社員でしっかり稼いでいなければ、奥様だけの信用情報だけでローン契約を結ぶには難しいと思われます。専業主婦の場合は、どの審査にしてもやはり旦那様の信用情報が関わってきますので、影響が出てしまい審査に通過できません。