旦那が自己破産でも借りれる?

自己破産をすると、その本人は破産情報が消えない限りローン契約はできません。

また、専業主婦の場合は旦那が自己破産をしていると、ありとあらゆるローン審査に通過できなくなります。

裁判所の統計によると、自己破産者数はもっとも多い平成15年度が約24万件、そこから減少しているものの平成17年に要約20万件をきり約18万件。

昨今の過払い請求などで自己破産件数は減少し続け平成27年度はついに5万件をきることができましたが、多重債務者を減らすための取り組みがなされている現在でも、自己破産をする人は約4万人もいます。

ここでは、自己破産について様々な疑問にお答えしていきます。

専業主婦は、旦那が自己破産するとカードローンが作れない?

専業主婦の方は、ご主人が自己破産されていると借入できません。

まず、ご主人が自己破産をすると、夫の信用情報に「自己破産をした」という情報が登録されます。これは俗に「ブラックリストに載った」と言われています。この情報は、信用情報機関により異なりますが約5年〜10年残されます。

自己破産の情報が残る期間

JICC(日本信用情報機関) 5年
CIC(株式会社シーアイシー) 5年〜7年
KSC(全国銀行個人信用情報センター) 10年

この自己破産したという情報が残っている間は、配偶者はどのローンも契約できなくなります。これは、銀行でも、消費者金融でも同じです。

専業主婦の妻が、カードローンを申し込んだ場合、その審査では返済能力の基準として夫の信用情報が関わってくるので、旦那が自己破産した(ブラック)事実がカードローン会社側に分かってしまいます。

専業主婦の場合、旦那が自己破産したらカードローンの契約はおこなえません。

しかし、ご主人の自己破産の情報が年月を経て記録から消されれば、ご主人もあなたもカードローンなどのローン契約ができるようになります。配偶者が自己破産をおこなった場合は、信用情報機関から消えるまで待ちましょう。

個人信用情報を開示してみよう」のページで信用情報の確認の仕方を紹介していますので、参考にしてみてください。

ブラックの情報が消えたあとに注意する点

配偶者が、債務整理(自己破産・任意整理・民事再生)をおこなってブラックになった場合、その情報を残すようにと定められた期間を過ぎると、自己破産の情報は消されると、信用情報が真っ白になります。これを俗に「ホワイト」と呼びます。ホワイトになってから夫の信用情報を見ると、ローンの情報がなにも載っていないまっさらな状態になっています。

じつは、このホワイトの状態も審査に通りにくいのです。

なぜなら、ご主人のホワイトの信用情報を見た審査会社(保証会社)は、自己破産によるブラックから、ホワイトに変わったのではないかと疑うからです。ホワイトは年齢が高ければ高いほど疑わしく思われます。

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自己破産後、年月を経てホワイトになった際は、審査に通りやすいクレジットカード会社でクレジットカードを作ったり、分割払いで家電やスマホを購入したり、するなどしてローン履歴(クレジットヒストリー)を作りましょう。

パート・アルバイト主婦は旦那が自己破産したらカードローン審査に落ちる?

パート・アルバイト主婦の方は、自身に安定した収入があれば、配偶者が自己破産していても関係なくカードローンの契約ができます。

なぜなら、自身に安定した収入がある場合、審査では申込者本人の個人信用情報だけで、借入の判断をするからです。

実際に、カードローン会社数社に「旦那がブラックなのですが…」と問い合わせてみましたが、どの会社も返答は同じで「ご自身に安定した収入があるかたならば、ご本人様の年収と本人様のみの情報で判断させていただいておりますので、こちらでは一切ご主人様の情報は拝見しません」といった内容でした。

したがって、パート・アルバイト主婦の方は旦那が自己破産をしていてもキャッシング可能です。

旦那が民事再生・任意整理をすると専業主婦は借入できない?

債務整理には「自己破産」だけでなく「個人(民事)再生」と「任意整理」があります。

自己破産

裁判所で認可されれば全ての債務(借金を返す義務)がなくなる。

個人(民事)再生

裁判所に認可されれば原則として債務が5分の1に減り、それを3〜5年で支払っていくようになる。

任意整理

今後の利息のカットや、現在より低い金額で毎月の返済額を設定してもらうように、司法書士が債権者(借金を返済してもらう側)と交渉する。

この3つの中だと最終段階が自己破産ですが、自己破産以外がブラックリストに載らないかというと違います。債務整理したという情報は、個人再生も、任意整理も、自己破産と同じように事故情報として記録され、同じ期間残されます。

したがって、旦那が個人再生か任意整理をした場合も主婦のカードローン契約は自己破産の場合と同じで、「専業主婦は不可能」「パート・アルバイト主婦は可能」になります。

旦那が自己破産していると住宅ローン・自動車ローンは組めないの?

自己破産という事実が、信用情報機関から消えるのは、「JICCなら5年」「CICなら7年」「KSCなら10年」と決まっているので、カードローンと同じく住宅ローンや、自動車ローンも、審査の際に自己破産の情報が記載されている間はローンは組めないです。

また、パート・アルバイト主婦の場合ですが、自動車ローンや、住宅ローンは、額が大きいですので、カードローンより厳しいと考えておいてください。

自己破産してから10年情報が消えるのを待って、そこから住宅ローンとなると、今度はご主人の年齢で審査に引っかかる可能性が高いです。なるべく現金で支払う頭金を増やして、ローン年数を減らすしかありません。

自己破産をすると家族にも影響が出てしまう?

家族には、影響が出ません。たとえば、家族の中の誰かが自己破産した場合、戸籍が同じ家族全員の個人信用情報に自己破産と登録されるのか?というと、それは絶対にありません。あくまでも自己破産した本人の情報に記載されるだけです。

また、指定信用機関が管理する個人信用情報は、必要以外の第三者に開示することはないので、自己破産の情報が職場や知人に漏れることもありません。

自己破産で影響がでるとしたら、自身に収入のない専業主婦がローンを申し込む場合です。それ以外に影響がでることはありません。

保証会社とは?なぜ保証人不要でカードローンが利用できるの?

よく銀行カードローンの公式サイトを見ていると、保証会社の情報が載っています。その保証会社のおかげで保証人不要の借入が可能になっています。

保証会社とは?

カードローン会社にお金を借りるのに、私たちは保証人をたてずに契約ができます。これには、次のような仕組みがあります。

カードローンを契約してキャッシングを利用すると、返済時には必ず利息が発生し、毎月返済額と一緒に支払います。その利息の中には、「保証料」が含まれているのですが、その保証料はどこに支払われるかというと「保証会社」になります。

つまり、保証会社は契約者のいわば「連帯保証人」になってくれているのです。その代わりに保証料を利息と一緒に支払っています。

銀行カードローンのホームページに載っている保証会社というのは、そういった役割を果たしています。