専業主婦に重要な総量規制とは?年収の3分の1以上は借りられるの?

利用限度額について

総量規制」という言葉は、一般的にはあまり知られていない言葉だと思いますが、カードローンを利用するうえでは、とても重要なキーワードになります。

なぜなら、自分がお金をいくら借りられるのか、何社から借りられるのかは、この「総量規制」が関わっているからです。また、自身に収入がない専業主婦にとっては、借入できる金融機関が限られる理由となる、とても重要な「総量規制」です。

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ここでは専業主婦・パートアルバイト主婦の方のために「総量規制」について詳しく説明しています。

主婦に関わってくる総量規制とは一体なに?

総量規制とは

個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みを言います。(ただし一部除外または例外となる借入れもあります。)

貸金業法などにおいて規定される多重債務(※)の防止策で、借り過ぎや貸し過ぎによって借金がふくらみ返済に困る人を増やさないために 、個人の年収の3分の1を超える借入を原則禁止とすると定めた法律です。

※多重債務=消費者金融やクレジットカード会社などの貸金業者から複数の借金をして返済が困難になってしまっている状態。

貸金業法とは?

貸金業法は、もともと「貸金業規制法」を平成19年に改正した際に名称も「貸金業法」に変更されました。

貸金業法に改正されると同時に以下の6つの規定が加わりました。

  • 貸金業を届出制から登録制に変更
  • ヤミ金(無登録の貸金業者)の罰則の強化
  • 夜間に加え、日中の取立て規制の強化
  • グレーゾーン金利の廃止
  • 総量規制
  • 指定信用情報機関の情報を使って審査する
  • 貸金業法が改正される以前は、消費者金融の中で、違法な取立てや高金利な貸付などによる、悪徳業者が散漫していて多重債務を抱え苦しむ人が耐えませんでした。

    総量規制の対象になっている業者とは?

    総量規制の対象となるのは、貸金業法のもと運営をおこなっている「消費者金融・信販会社・クレジットカード会社」になります。

    銀行カードローンは、銀行法のもと運営をおこなっているので総量規制対象外になります。

    つまり、消費者金融では年収の3分の1以上は借りられませんが、銀行カードローンでは年収の3分の1以上借りることができます。

    専業主婦は消費者金融では借りられない?

    「総量規制」の対象となっている消費者金融では年収の3分の1以上はキャッシングできません。したがって、自身に収入のない専業主婦は消費者金融ではカードローンの契約ができないのです。

    年収300万円の3分の1まで → 100万円まで
    年収0円の3分の1まで → 0円まで

    消費者業者でお借入は、「0円まで」の融資となるので収入のない専業主婦の人は利用することができません。

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    専業主婦の人は総量規制対象外の銀行カードローンのみキャッシングができます。

    専業主婦は総量規制とは別に借りられる金額が決められている

    銀行カードローンであれば「総量規制対象外」なので、収入のない専業主婦でもお金を借りられますが、総量規制対象外だからといって、いくらでも借りられるわけではありません。

    カードローン会社によって上限は異なりますが、利用限度額が決められています。

    利用最高限度額
    新生銀行カードローン レイク 審査
    東京三菱UFJバンクイック 30万
    横浜銀行カードローン 審査
    イオン銀行カードローン 50万
    楽天銀行カードローン 50万
    東京スター銀行カードローン 50万
    静岡銀行カードローン 50万
    セブン銀行カードローン 50万
    パートアルバイト主婦でも限度額がある?

    パートアルバイト主婦の方であっても、以下の銀行カードローンは利用限度額が50万円までとなっています。

    • りそな銀行のプレミアムカードローン
    • 静岡銀行のセレカ
    • イオン銀行カードローン
    • セブン銀行カードローン

    また、消費者金融で借りる場合は自分の年収の3分の1未満しかキャッシングできないことを忘れないようにしましょう。

    総量規制にも例外がある

    総量規制には例外と除外になる貸付があります。

    総量規制の例外貸付(3分の1以上借りられるが借入残高に含まれる)

    • 借り換えローン・おまとめローン
    • 緊急医療費
    • 個人事業者への事業資金等の貸付
    • 配偶者と合算して年収合計の3分の1を超えない貸付

    借り換えローンやおまとめローンについては「専業主婦がおまとめローン・乗り換えローンを利用できない理由」のページを合わせてご覧ください。

    総量規制の除外貸付(3分の1以上借りれて借入残高にも含まれない)

    • 住宅ローン
    • 自動車ローン
    • 高額医療費の貸付
    • 有価証券担保貸付
    • 不動産担保貸付(居宅以外)

    上記のような場合で総量規制の例外や除外となると判断されれば、総量規制の対象となる金融機関でも年収の3分の1以上の借入が可能となります。ただし、契約者本人に安定した収入があることは条件から変わらないため、専業主婦の借入は不可能となります。

    ※配偶者と合算して年収合計の3分の1を超えない貸付のみ専業主婦も借入可能となります。

    また貸付には以下の4種類あります。

    • 個人に対する貸付けの「個人向け貸し付け」
    • 借金に際して必要となる保証人になる「個人向け保証」
    • 企業に対する貸し付けの「法人向け貸し付け」
    • 借金に際して必要となる土地や銀行預金、保証会社などの保証の「法人向け保証」

    この4つのうち総量規制の対象になるのは①の「個人向け貸し付け」のみとなります。

    消費者金融で専業主婦がキャッシングする方法はないの?

    総量規制の例外貸し付けの中に「配偶者と合算して年収合計の3分の1を超えない貸付」とあります。これを「配偶者貸付」と呼びます。

    消費者金融で専業主婦が配偶者貸し付けを利用するには次の書類が必要になります。

    • 配偶者の同意書
    • 配偶者との婚姻関係を示す書類
    • 配偶者の年収を証明する収入証明書類

    以上の条件がそろえば配偶者貸付を受けられますが、実際には配偶者貸付をおこなっている消費者金融は、ほとんどありません。

    またそろえる書類も多くなりますし、消費者金融は金利も高いですので専業主婦の方であれば銀行カードローンで借りることをおすすめします。「専業主婦でも借りられる!安心のカードローン・キャッシング」のページで専業主婦におすすめのカードローンを紹介していますので合わせてご覧ください。

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